2016年4月30日土曜日

今季のミラクルレスターの何が凄いのかを語ってみる

イングランドのプレミアリーグって知ってますか?イングランドのサッカーリーグですね。

かつて移籍した日本人はアーセナルに稲本選手、宮市選手、トッテナムに戸田選手、ボルトに中田選手、サウザンプトンに吉田選手と李選手、あとはマンチェスターユナイテッドに香川選手でしょうか。

そして今話題のレスターに所属している岡崎選手!
ちょっと前に岡崎選手がインタビューで日本人にもレスターの名前を知ってもらえたと言ってますけど、レスターがプレミアに上がる前に阿部選手がいたんですけどプレミアリーグに上がっていなかったので注目度は低かったんですかね。

今その岡崎選手がいるレスターがプレミアリーグ優勝を目前にしてるいて現地では「ミラクルレスター」と言われてますが、どれだけ凄いかと言いますと、実はプレミアリーグが出来てからまだ5チームしか優勝してないんです。

マンチェスターユナイテッド
ブラックバーンローヴァーズ
アーセナル
チェルシー
マンチェスターシティー

だけなんです。え?あのリバプールは?って
ええ、リバプールはプレミアリーグが92年に出来てから一回も優勝してません。
プレミアリーグを名乗ってから資金力の差が結果に繋がってしまい、どのチームにも優勝のチャンスがあると言えなくなってしまったんです。

どれだけ凄いか、と例え話にすると難しいのですが
良く日本代表がW杯を優勝するくらいと言われますがトーナメントはわずか2ヶ月、リーグ戦は一年間勝ち続けることなのでそうとも言えないのかな…

現実で昔の映画のメジャーリーグ2をやっている感じ、とか今イチローのいるマイアミマリーンズが優勝するとか、相撲で幕内に上がったばかりの力士が優勝するくらいすごい事なんです。

じゃあなんでレスターが優勝できそうなのか?っていうところがポイントでして、他のチームにはトップクラスの選手が多数いるのにレスターにはトップクラスまでにはいかない選手ばかりなんです。チーム力は正直足りないくらい。
けどとりあえずめちゃくちゃ走ります。あとはラグビーに近いくらい身体がぶつかり合うプレミアリーグで当たり負けしない。ちょっとの接触なんかではこけたりしないです。
マンチェスターユナイテッド対リバプールの試合がプレミアリーグっぽい試合と言われていたのはちょっと前でして今期はレスター対スパーズが一番プレミアリーグっぽい試合をしていると思ってしまうくらいです。

選手でいうとヴァ―ディー、マフレズ、ドリンクウォーターあたりでしょうか。ヴァ―ディーもイングランドのサッカー選手にしては遅咲きで最初はセミプロからスタートしたというところがまたミラクルレスターに追加するエピソードです。しかもリーグ新記録の11試合連続ゴール。
ドリンクウォーター、直訳したら飲み水。イングランドでもなかなかいない苗字です。

あと監督!!開幕直前に急遽就任したラニエリが凄いんじゃなくてその前の監督がベースを作ってくれていただけです。前の監督のピアソンが岡崎選手の獲得を熱望してようやく加入したのに、ちょっと息子の問題が絡んで辞任…
ここに来たラニエリだったので開幕前は岡崎選手はマインツ戻ったほうがいいんじゃ…と思っていたくらいです。
お世辞にもラニエリが名将だなんて思ってないです。自分の哲学を教える時間がなかったことが優勝への秘訣だったんじゃないかと思うくらいです。

このレスターの優勝はサッカーは強い選手がいるチームが必ず勝つわけではない、という代表格になりそうな話なんです。2004年のユーロでギリシャが優勝したように。

レスターの優勝は正直楽しみなのですが次の試合のマンチェスターユナイテッド戦、しかもオールドトラフォードで優勝カップを掲げるのだけはホントやめて!!

動画を探してみたらもう優勝したみたいなストーリになっているぞ…

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