途中までお店のホームページにブログを書いていたら、こっぱずかしくなってこちらに移しました。
いや、こっちのほうが見られないから。
お店のホームページには美容師のアシスタントの新しい働き方を書きましたが、今回は雇ったほう、つまりオーナーとしての話ですね。
まず最初にアシスタントを雇う気は全くなかったんですよね。 むしろプレスのほうが欲しかった。
ただプレスを雇うとしたらもうちょっと先かなって思っていたくらいです。
パソコンが出来て経理が出来て、おしゃれなブロガーさんでもいたら次はユーチューバーにでもなってもらおうかなって思っていたくらいです。
そもそもマンツーマンで仕事をしている美容院にアシスタントが来て自分がお客さんを何人か掛け持って仕事をしていたらなんか違うじゃないですか。もうすでに言われていますけどシャンプーを大井に頼むとお客さんもふざけながら「ああ、偉くなっちゃったね」とか言われちゃってます。
でも大井のほうがもうシャンプー上手いですよ。自分はカラーを素手で触れないですからね。
で、同時に何人ものお客さんを施術するかと言われたら多分そんなにしないと思います。する時は一度お客様に確認すると思います。
それでもアシスタントの若い美容師を雇う理由っていうのは自分と似たような経験をしてもらいたいなと思っているからです。
たまに働いた環境に恵まれなくて辞めてしまった美容師の話を聞いたりします。先輩にいびられたり、怒られるのに耐えられなかったり、いつまでたってもスタイリストになれなかったり…
美容師ってもちろん美容院で働くわけですが、そんな狭い箱の中で終わるものじゃなくてもっと色々な経験が出来る仕事だと思っているんです。
自分はたまたま、非常にたまたま一番最初に入った静岡にある美容院のオーナーに出会えたことでここまで来ています。
海外で仕事もしましたし、ロンドン、ニューヨークにも住みました。ロンドンファッションウィークのバックヤードにも参加しましたし、イングランド代表のジョーコールの髪を切ることもあったし、ライブの打ち上げでデーモンアルバーン、ポールシモンズがいる場所で飲んだこともあります。 カザルスのダニエルは結構な間来てくれてましたし、日本に来た時はライブに招待してくれました。日本でもウルヴァリンの撮影に行ったり、この間はクリスティンスチュワートが出る映画の撮影に行ったり…
高校の時にあこがれていたJさんのライブに招待されたりしたのも、RADWINPSの武田君に会ったのもそうか。
全部美容師をやっていたから起きた出来事なんです。
美容師を始めたときにオートレーサーになるという気持ちもあったんです。バイク好きですし、バイクをいじるのも好きだし。
でもそちらの道を選んでいたらこの形にはなっていなかったんじゃないかと思います。
環境に恵まれたいたほうだとは思いますけど、その環境に行くまでに努力した部分もあります。
大井はWEC Hairで技術をもって英語がしっかり話せるレベルになったら自分が働いていたNAYA Hairに行かせる予定です。そこから先は彼女次第ですが自信をもって送り出せるようにしたいと思います。
まあ若い子には夢を持ってもらいたいんですよ。
アシスタント雇ったらもっと余裕ができると思ったら全く時間が無くなって今まで以上に仕事が増えていて、いつになったら仕事が減って体の負担が減るのかわからないのですがもうちょっと先までの楽しみが出来ました。
今年も頑張りましたが来年はもっと頑張ります。
そしてそんな大井に後輩が出来ました。その話はまた。
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