毎月シネマデーなるものでスタッフ達と映画にいくのですが、4月に行った映画はRed Cliff part2
三国志好きとしてはたまらない映画でした。
周瑜は格好良すぎです。ここ(赤壁の戦い)まではかっこいいんですけど、この後結構早く死んじゃうんですよね。ストレスで。
やはり、ここはもっと諸葛孔明先生を出して頂いても良かったかと.....
1つだけ言わせて頂ければ久しぶりに日本の映画会社が決める副題で(。。)?となりました。
〜未来への最終決戦〜
三国志を知っている方には分かりますよね?
三国志の話はここで終わるわけではないですし三国志の話を最後までみると、赤壁はあまり未来へと繋がっていない気も.....
三国志の話はここで終わるわけではないですし三国志の話を最後までみると、赤壁はあまり未来へと繋がっていない気も.....
と、まあRED CLIFFはこれぐらいにしておいて、この間一人で行った映画の方を紹介しておきます。
MILK
一言で説明したら、
ゲイが政治家になろうとする話。
こんな説明したら見たくなくなる人も多いと思います。
何で見に行ったの?と聞かれそうですが、自分が大好きなGus van sant(ガス バン サント)監督の映画を見に行かないはずが無い。しかも最近はインディー映画しか撮らなかった監督が珍しくメジャーシーンに戻ってきたので期待も大きかったです。
Gus van sant監督の映画と言ったら
グットウィルハンティング
ドラッグストアーカウボーイ
エレファント
ラストデイズ
パラノイドパーク
あたりが有名でしょうか。
ちなみに今回の映画も主演のショーンペンがアカデミー主演男優賞をとってます。
で、中身の方は......詳しい事は書かないでおきますがすばらしいの一言でした。
こう、ゲイの映画を褒め讃えるとゲイと思われそうですが自分はストレートですよ☆
ここでのゲイは弱者だと考えて下さい。
舞台は70年代。差別が激しく、弱者に権利が無い時代です。
そんな中で政治家になろうと立ち上がったHarvey Milk。
社会的弱者が権利を勝ち取るというのはそれなりの事が必要です。
日本だけに住んでいると感じないかも知れませんが、外の国に出ていろんな国の人たちと暮らすようになったら弱者と強者は必ず出てきます。
白人の社会に入ったら自分たちアジア人だって弱者に入るかも知れません。
実際、映画の中でも「弱者に権利を!!」と訳されている所で
all blacks, asian, homosexual, gay and lesbian have a right
と言っている部分があり、直訳すると「黒人、アジア人、同性愛者、ゲイ、レズビアン全ての人に権利はあります」となります。
ゲイの映画と考えずに、差別の激しい世界で弱者が当たり前に持つはずの権利を得る為の争いをする映画と見てくれたら良いかと思います。
海外に住んでいた時、自分は差別は受けなかったと一応言ってますけど、今の時代でもまったくないわけではないんですよ。
差別ゼロは無いんです。そんな話はまた今度。